【審美入れ歯】を知っていますか?

1.審美入れ歯って?

入れ歯の中でも、現在「審美入れ歯」と呼ばれるものが注目を集めています。審美入れ歯とは、簡単に言うと「入れ歯だと気付きにくい入れ歯」で、見た目が整えられた入れ歯のことです。噛みにくい、喋りにくい、歯茎が痛む、そんな理由で、入れ歯が必要でも付けたくないという人が実は多くて、それらの問題を解決できないかと研究され開発された入れ歯の中の治療分野になります。重要なのはただ機能性や見た目が良いというだけでなく、「本人の口に適応した入れ歯だから、ストレスや負担が少なく見た目も美しい」という点です。入れ歯によるストレスや負担が非常に少なく、さらに入れ歯だと分かりにくい特徴を持つため、30代や40代の方にも人気の入れ歯治療となっています。

2.審美入れ歯に使われる素材

保険適用入れ歯の場合、金属で本来の歯と入れ歯を引っ掛け固定するものがベーシックなタイプとされています。ただそのタイプの場合、喋っているときに金属が目立ってしまう、細かなケアをしないとすぐに臭いがつく、食べかすなどが付きやすい……そんな問題を抱えているのです。それに対し、審美入れ歯の中には「ノンクラスプデンチャー」という素材を使ったものがあり、これを使用した入れ歯の場合、金属不使用で仕上げるため先述の問題のほとんどが解決されています。それ以外の素材の特性として、弾性が強く装着による違和感を感じにくい、強度があるから壊れにくいなどがあります。

3.審美入れ歯を作るまで

入れ歯を作る際、高い技術で患者を笑顔にする入れ歯専門歯科をモットーに掲げるくろさき歯科では、まず診査・診断を行います。どのような入れ歯が欲しいのか、どんな生活が送れる入れ歯を希望するのか等、このときに相談していただけます。次に、患者本人の希望に基づく治療に対する方針の決定や金額プランの説明を行うカウンセリングの場を設定します。それから、仮入れ歯を使用しながら調整を行い、納得いただけた段階で本入れ歯の作成開始です。本入れ歯が完成した後も、3か月から6か月をかけて微調整を行っていきます。そうして完成する審美入れ歯ですが、ノンクラスプデンチャーという素材を使った特性上、入れ歯の寿命が3年ほどと短いのがデメリットになります。少しでも長く使えるよう、細かなメンテナンスや調整の相談をいつでもお受けしていますので、検討したい、気になるという方はぜひご相談ください。