良質な入れ歯は入れ歯とわからない?

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審美入れ歯とは?

誰でも入れ歯にはなりたくないものです。しかし入れ歯を使わないと治せない時もあります。

入れ歯は見た目が悪い、入れ歯は痛くて噛めないとか、入れ歯は硬いものは噛めないとか、世間の評判は良くはありません。

しかし、お口全体の治療計画をしっかり立てて、その適応症にあった入れ歯を選択して作ると、入れ歯でも審美性が優れ、かなりしっかり噛めるようになります。

特に審美入れ歯の場合は見た目(審美性)としっかり噛めること(機能)が重要になり、前もってしっかりした治療計画を立てることにより今までの入れ歯より優れた入れ歯を手に入れることが出来ます。

審美入れ歯なら、あまりにも整いすぎた歯や歯茎の色にならないので、入れ歯だということを気づかれず、人前でおもいっきり笑えます。

バネのない見た目が美しい入れ歯 【ノンクラスプデンチャー】

「入れ歯のバネが目立って人前でしゃべられない」という方はいらっしゃいませんか?そんな方にぜひ使っていただきたいのが、この”ノンクラスプデンチャー”です。

ノンクラスプデンチャーの最大の特徴は、目立たないということ。金属のツメ(クラスプ)を使わず、装着していても人目につきません。また、弾性と強度があるので、装着感が少なく、壊れにくいといった特徴もあります。ほかにも、材質のつなぎ目がほとんどないため、お掃除がしやすく衛生的です。一方で、素材自体の寿命が3年程度と、金属を使った入れ歯に比べて長持ちしないというデメリットもあります。

当院では様々な種類のノンクラスプデンチャーを用意しているので、患者様のライフスタイルやご要望に合わせてお選びいただけます。

当院で取り扱いのあるノンクラスプデンチャーの種類

マグネット

正式製品名
磁石式入れ歯
特徴
ハリガネ(クラスプ)で固定せず、磁石の力で入れ歯を吸着し安定させる。 歯根に「磁性金属(磁石にくっつきやすい金属)」を取り付け、入れ歯に「超小型磁石」を埋め込みます。
メリット
・ハリガネがないので、見た目がよいです。
・既存の入れ歯をそのまま使用することもできます。
デメリット
・歯の根に磁性金属を組み込むために、歯が全くない状態では入れ歯を作ることが出来ません。
・磁性金属を歯に組み込むために、歯の神経をとらなければならなくなります。
・心臓にペースメーカーが装着している人には、使えません。
価格
・既存の入れ歯に入れる1か所の磁石が7万円
※入れ歯代と磁石の歯根の本数で価格は変動します。
例)磁石2か所と入れ歯の場合
  入れ歯15万円+7万×2=29万
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
日本を始め、世界各国で約200万個が使用されています。
参考情報(外部リンク)>>使用製品公式サイト

ウェルデンツ

正式製品名
ウェルデンツ
特徴
共重合体ポリプロピレンを主原料とする日本で独自に開発された熱可塑性樹脂で、高い柔軟性と耐久性を備えています。Weldenz Japan Co., Ltdの製品となります。
メリット
・金属が一切使用されていません。
・特別な洗浄剤は必要ありません。
・洗浄剤や水に付けておく必要はありません。
デメリット
・歯ぐきが見えるタイプの方だと、隣の歯に引っかけているピンクのクラスプが気になるかもしれません。
・なくなった歯が多い場合や、1番奥の歯がない場合は、床ありでないと製作ができません。
価格
7万~50万円
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
東京をはじめ、フィリピンやアメリカでも使用されています。
参考情報(外部リンク)>>使用製品公式サイト

スマイルデンチャー

正式製品名
スマイルデンチャー
特徴
ハリガネで固定しないので、入れ歯をしているように見えません。入れ歯の床の素材は、コバルトクロム床、チタン床、シリコンから選ぶことができます。三和デンタルの製品となります。
メリット
・少数歯タイプは、割れにくく、目立たないキレイな作りで、少ない歯がなくなった場合にも対応可能です。
デメリット
・スマイルデンチャーの材料は、一般的な入れ歯と異なるため、お手入れに使用する入れ歯洗浄剤もスマイルデンチャー専用の物を使用する必要があります。
価格
7万~50万円
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
本社のある東京をはじめ、タイ・バンコク、中国・北京に拠点を置き、いずれも優秀な歯科技工士が在籍。各地で使用されています。
参考情報(外部リンク)>>使用製品公式サイト

バルプラスト

正式製品名
バルプラスト義歯
特徴
1956年にアメリカで開発されて以来、欧米を含む世界95カ国以上で認められたノンクラスプデンチャーです。ナイロン系のスーパーポリアミドという素材で作られるバルプラストは、壊れにくく、アレルギーの心配が少ないのが特徴です。
メリット
・ピンクの床はやわらかいです。
・複雑な動きをするお口の動きにピッタりフィットします。
・バルプラストを装着後、何年か経って、他の歯が抜けてしまった場合も、新しく作り直すのではなく、今まで使っていたものに歯を足すことが可能です(増歯といいます)。
デメリット
・歯や粘膜を覆う面積が大きいので汚れが溜まりやすく、念入りな歯磨きが必要です。
価格
7万~50万円
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
1956年にアメリカで開発されて以来、欧米を含む世界95カ国以上で使用されています。
参考情報(外部リンク)>>使用製品公式サイト

コンフォート

正式製品名
コンフォート
特徴
コンフォートは、入れ歯の歯ぐきに当たる部分を柔らかいシリコーン樹脂でコーティング。その柔らかさによって、強く噛み締めても痛くないという点。
メリット
・歯ぐきを生体用シリコーンでカバーするため、入れ歯を装着することで発生する痛みがありません。
・シリコーンの吸盤作用により入れ歯が外れにくい効果があります。
・コンフォート入れ歯は保険入れ歯と比較して噛む力が強く、硬いものが噛めるようになり食事の幅が広がることが期待できます。
デメリット
・コンフォート入れ歯も毎日のお手入れが必要です。
<お手入れの流れ>
①コンフォート入れ歯を口から取り外しブラッシング。
②水に洗浄剤を溶かして一晩つける。
③再度水でブラッシングをして口に装着する。
価格
10万円~60万円
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
参考情報(外部リンク)>>使用製品公式サイト

BPSデンチャー

正式製品名
BPSデンチャー
特徴
BPSとは、Biofunctional Prosthetic System(生体機能的補綴システム)の略で、「よく噛める」「痛くない」「外れない」「美しい」を実現する高品質な入れ歯の製作システムです。BPS認定歯科技工士が専用のBPS器具・機材を使用して、BPSデンチャー製作を行います。
メリット
・BPSシステムを活用して製作するため、機能性・審美性を極限まで追求した入れ歯だと言われています。
デメリット
・価格が高い。
価格
50万~100万円
保険
未承認医療機器のため保険適応外
海外使用実績
コンフォートの取り扱い歯科医院は日本国内に限らず、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカ、北米と広がりをみせています。
参考情報(外部リンク)>>使用製品PDF

ウェルデンツについて

当院で使用しているウェルデンツは、NHKの番組でも取り上げられました。