入れ歯の基礎知識
歯科診療には、2種類ある
自由診療:52、保険診療:23
2つの入れ歯の構造的な違い
自由診療の入れ歯
- 人工歯
- (天然の歯の代わりになるもの) 患者さまそれぞれに最も合うように、様々な色、形が用意されています。
- 歯肉部
- (歯茎の代わりになる部分) 汚れがつきにくく、高い装着感もあります。ご要望にあわせた形態を作ることも可能です。
- 義歯床
- (金属床/口の中の粘膜に密着している部分) 金属を使用すると、高い装着感があります。
- 維持装置
- (入れ歯を残っている歯に固定する装置) 残っている歯に必要以上の負担をかけず、歯を長持ちさせることができます。種類によっては、外から留め金が全く見えないので、入れ歯をしていることが分かりにくい形状のものもあります。
保険適用の入れ歯
- 人工歯
- 種類が限られているため、場合によっては残っている歯の色、形のバランスが悪くなることがあります。
- 歯肉部
- 汚れが付きにくく、装着感がよい形態になっています。バリエーションに制限があります。
- 義歯床(樹脂)
- 金属と違い割れやすいので、かなり厚いものを使用しています。また、熱を伝えにくい材質なので、食べ物の温度、味覚が感じにくくなります。
- 維持装置(留め金)
- 残っている歯を取り囲むようにして入れ歯を固定します。歯の状態によっては、笑ったときに見えたり、多少口の中で違和感があります。