50代女性「入れ歯が痛い、硬いものが食べられない」重度歯周病の歯をなるべく残して入れ歯で治療した症例
50代女性「入れ歯が痛い、硬いものが食べられない」重度歯周病の歯をなるべく残して入れ歯で治療した症例
治療前
治療後
ご相談内容 | 「入れ歯が痛い。硬いものが食べられない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、2年ほど前に保険の入れ歯を上下で作られていたようですが、重度の歯周病になったことにより、入れ歯も同時に合わなくなっている状態でした。
入れ歯が合わないと、お口の中でガタつき、痛みを伴ったり十分な力で嚙めなかったりします。 |
行ったご提案・治療内容 | 「なるべく歯を抜かずに治す」のが当院の方針であり、保存することが患者様のデメリットにならない限り、歯を残した治療をご提案します。
今回のような重度の歯周病の場合も、当院の歯周病の専門医と連携して、歯を残す処置を十分に行った上で、残した歯を活かした入れ歯の治療を行いました。 |
治療期間 | 2ヶ月(治療用入れ歯) 1年10ヶ月(本入れ歯完成) |
治療回数 | 30回 |
費用 | 入れ歯60万円(税別) その他処置(セラミック等)40万円(税別) |
術後の経過・ 現在の様子 |
痛みなく噛めるようになり、食事や発音も問題なくできるようになりました。
また、治療の前に懸念されていた「マスクを外して過ごすときの口元」も大変ご満足いただき、マスクを外しても口元を気にせず過ごせるようになったとのことです。 |
治療のリスク | ・保険適用外の自由診療になります。(入れ歯) ・残している歯もメンテナンスを行わない場合、虫歯になることがあります。 ・セラミックは想定外の負荷がかかることにより、割れる欠けるなどする場合があります。 ・歯周病は治療後も、専門的なメンテナンスを継続的に受ける必要があります。 |
クリニックより | 当院では入れ歯治療の際に「治療用入れ歯」と「本入れ歯」の2段階の入れ歯を作成します。
長期的な使い心地を試さずに1度で作成してしまうと、思わぬ違和感が生じる可能性があるためです。 また、見た目の仕上がりも日常で使ってみないとわかりにくいため、この点もチェックしていきます。 治療用入れ歯と言っても、通常の入れ歯と同じく、噛んだり話したりは十分できます。 また、入れ歯治療だからといって歯の根を簡単に抜かず、できる限り残すご提案をしています。 きちんと合った入れ歯を使うことで、口元の余計な緊張がほぐれ、患者様の本来の表情が引き立ちます。 |