60代男性「歯がなくなってしまった」2段階の入れ歯調整で治療した症例
60代男性「歯がなくなってしまった」2段階の入れ歯調整で治療した症例
治療前
治療後
ご相談内容 | 「自分の歯がなくなってしまった。入れ歯をいれていない。顔がくしゃっとなっているのが気になる」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 今回の患者様は、ご自身の歯を3年ほど前から徐々に失ってしまい、過去に入れ歯を入れたご経験がないとのことでした。 拝見したところ、主に虫歯が原因で歯を失ってしまったようでした。 |
行ったご提案・治療内容 | 残っていた歯は一般的には残すことが難しい状態で、通常ならすべて抜歯適応でした。 しかし当院では根管治療・虫歯治療の専門医が在籍しているため、残せる歯の根は入れ歯を支えるために残す処置を行いました。 歯の根を入れ歯の支えに活かす「オーバーデンチャー」という治療方法は、動きにくく噛みやすい入れ歯を作ることができます。 また「治療用入れ歯」で段階的な調整を行うことにより、実際にご使用いただく中で使い心地の調整ができ、本入れ歯の設計に役立てています。 |
治療期間 | 2ヶ月(治療用入れ歯) 2年(本入れ歯完成) |
治療回数 | 20回 |
費用 | 80万円(税別) |
術後の経過・ 現在の様子 |
噛み合わせ等に違和感はなく、食事も不自由なく摂れるようになり、ご友人との外食も積極的に行けるようになったとのことです。
現在も定期的なメンテナンスにご通院いただいています。 |
治療のリスク | ・保険適用外の自由診療になります。(入れ歯) ・残している歯もメンテナンスを行わない場合、虫歯になることがあります。 |
クリニックより | 当院では入れ歯治療の際に「治療用入れ歯」と「本入れ歯」の2段階の入れ歯を作成します。
長期的な使い心地を試さずに1度で作成してしまうと、思わぬ違和感が生じる可能性があるためです。 また、見た目の仕上がりも日常で使ってみないとわかりにくいため、この点もチェックしていきます。 治療用入れ歯と言っても、通常の入れ歯と同じく、噛んだり話したりは十分できます。 |